2011年09月05日

横浜発ボランティアバス参加報告

都筑区の災害ボランティアコーディネーターをしていただいている毛呂さんが、横浜災害ボランティアネットワーク会議が主催した「横浜発ボランティアバス」に参加し、被災地でボランティア活動されました。
その際の活動報告を作ってくれましたのでご紹介したいと思います。

実際に参加しないと分からない、細かなところまで伝わってくる内容となっています。ぜひご一読下さい。
以下毛呂さんからのご報告です。

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 災害ボランティアコーディネーターのボランティアをさせていただきながら、実際に災害地にボランティア参加をしたことはありませんでしたが、今回、東日本大震災「横浜発ボランティアバス」に参加し、貴重な体験をさせていただきましたのでその報告を致します。

 横浜市災害ボランティアネットワークが企画したこの災害ボランティアバスは、私のようにボランティア経験の無い人も含め、いろいろな方々に参加してもらい災害ボランティアへの理解を深めてもらうことも目的の一つということで、参加された方々は20代の学生から70歳を超える高齢の方まで、様々でした。定員は各30名ということで、希望しながらも参加出来なかった方も多いとのことでした。1名、当初参加される予定のかたが、都合がつかなくなり、急遽繰り上げで参加された方もおりましたが、参加できたことを大変喜んでおりました。

 当企画は、岩手県釜石市を活動先として、当初8回の活動が計画されていました(その後、被災地のニーズ状況等から6回の活動になっています)が、その第3回として8月13日〜16日の活動に参加しました。13日の夜に横浜を発ち、14日と15日の二日間、ボランティア活動を行い、16日の明け方、横浜に戻るという行程です。
 市の災ボラ運営委員、社協職員等の方々、リーダー(ボーイスカウトの方)に引率していただき、無事、活動を終え帰ってまいりました。


▼13日、21時45分
 横浜市健康福祉総合センター1階に集合。交差点側の玄関先に集まっていましたが、バスは、脇の道路に付けることもあり、建物への車進入口前に移動。ここで出発前のオリエンテーリングを受ける。
メンバーには、災ボラ運営委員の方、ボーイスカウトリーダーの方々がおり、35人程の参加者を3班にわけ、それぞれのリーダー指名(私も都筑区からの災ボラコーディネーターということでそのメンバーに加わりました)。


▼13日、22時
 釜石市の災害ボランティアセンターに向けて桜木町出発。途中、佐野SA、安達太良SA、長者原SA、道の駅遠野風の丘で休憩して14日朝、釜石に到着。
 それぞれのSAまで約2時間。ウトウトとしかかった矢先に休憩となるので、よく眠れず、いさかか睡眠不足ぎみ。朝食は、長者原SAで各自購入。軽食堂は営業しているが、朝4時に付くので朝食としては早すぎるのでサンドイッチを購入。
 最後の休憩所の道の駅は、朝早くなので売店等はまだやっていない。買い込んだサンドイッチを此処で食べ、トイレ休憩と作業着への着替えを行い、ここでビブス、バンダナ、軍手、マスク、ゴーグルの支給を受けました(軍手、マスク以外は返却)。


▼14日朝
 釜石市に到着。ボランティアセンターで説明を受け、作業場所に向かう。この日は、野外映写会の会場設営と釜石市街から北に6qほど向かった先の個人宅の畑での瓦礫撤去。二班に分かれ、出発。会場設営は早くに終わり、瓦礫撤去作業班に合流。
 瓦礫撤去とは言っても、大きな物は既にその前の重機による作業及びボランティア活動で終了しており、細かな木片や硝子破片の撤去が主体。依頼を受けたお宅は、山間の麓にある個人宅で1階の天井近くまで津波が押し寄せてきたものの2階は無事でそこに住んでおり、震災前、畑だったところを元に戻す為の作業依頼でした。
 畑は、津波と一緒に運ばれた汚泥が積もり、木片やら、細々としたゴミ(衣類や、衛生用品、食器類等)と割れた窓硝子の破片が大量に混在していました。表面には、一寸した瓦礫が見える程度であっても、少し掘り起こすとこれらの瓦礫が次から次に出てくる状態で、何処まで片付ければよいのか迷いました。
作業は、3時までに切り上げ、片付けを済ませて4時までにセンターに戻り、出掛けに配られたワッペンを返却して1日の作業は終了です。
 宿泊は、2時間近く離れた遠野のふるさと村でしたが、曲り屋の古民家に泊まる、普段は経験することのない貴重な経験をさせてもらいました。東北でのお土産を此処で買いました。夕食時、生ビール、自家製どぶろくが注文でき、昼間の疲れを癒すこと?が出来ます。


▼2日目の15日
 朝8時半までに釜石ボランティアセンターに向かう。途中かなりの渋滞が予想され、7時前にふるさと村を出発。
 この日は、前日と同じ地区で、小学生が使うグランドとその隣の公園の瓦礫撤去及びトイレ掃除。グランドの直ぐ脇には川が流れており、津波が川を遡上したせいか海からは遠い場所でありながら被害に遭った様子。
 瓦礫の状態は前日と同様でした。ただ、洗濯機の残骸等、大きな瓦礫も多少残っている状態でした。作業は、体調を崩さないことを最優先して、30分作業して15分の休憩というペースで行い、一人も脱落者を出さずに2日間の作業を無事終了しました。


 大学生から74歳になる高齢者まで幅広く参加出来るように調整したとのことでしたが、高齢の方々の元気さ、女性の方々の頑張りに感心しました。皆さん同じ思いで参加されていることもあり、統率も取れ、効率よく作業が行えたと思います。
 初日の個人宅での作業では、家主の方からとても感謝され、来年にはすっかり立ち直っているので是非遊びに来て欲しいとの言葉を頂きました。また、グランド整備では、帰り際、様子を見に来た少年達から明るい笑顔で「ありがとう」と感謝してもらったことが参加した我々ボランティアの人達に<参加して良かった>と大きな満足を与えてくれました。

 前日と同様、4時までにボランティアセンターに戻り、そこで記念写真を撮り、桜木町へ向かい帰路につきました。センターから入浴・夕食の会場であるマース北上までは、2時間近く掛かることから出発前に簡単な着替えが出来るだけの時間をとりました。
 桜木町には、横浜市営地下鉄の始発に合わせた時間につくように、途中、佐野SAでは、1時間近く時間調整を行いました。

初めてのボランティア活動であったことから、参加して分かることが多くありました。
●ボランティア参加にあたり、持ち物についてのアドバイスとして「釘等を踏み抜かない丈夫な長靴」とあり、鉄板入りの長靴を購入して臨みましたが、重たくて一寸難儀しました。ぬかるみでなくても土埃が立ちやすいので長靴は必要ですが、一般の長靴にそれようの中敷き(ステンレスのものが市販されています)を敷いた方が軽くて活動しやすいかと思いました。

●作業した後、風呂で着替えるまで時間があり、濡れたまま冷房の効いたバスに乗車することになるので、風邪をひかないように汗対策が大事だと思いました。私はドライウエアを用意したので、特に着替えなくとも大丈夫で、重宝しました。

●その他、熱中症対策として塩入飴等。時間管理を依頼された際には、笛があると便利。暑い夏の活動ということで「うちわ」も重宝します。ゴム手袋が支給されますが、薄手の木綿等の手袋の上にはめると良いようでした。


 何もかも初めてで、実際に体験してみなければ解らない事ばかり。本当に良い機会を得る事が出来ました。今まで、災害ボランティアセンターのシミュレーションに何度か参加したものの、今ひとつ実感が湧かなかったが、今回のボランティア側として参加して何となくイメージが掴めた気がします。

以上 毛呂の報告でした。

(写真はこちらをクリックしてください)


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毛呂さん、どうもありがとうございました!
ちなみに、都筑区災害ボランティアコーディネーターについても募集中です。
詳しくはこちらをクリック!(チラシが開きます)



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posted by 都筑区社協 at 11:46 | 報告